誕生日とランプと


 10月は、わたしの誕生月。
近所のケーキ屋で直径17㎝くらいの苺のラウンドケーキと別売り(昔はサービスでくれたのに)のろうそくを買ってきた。年寄り夫婦にとっては十分な大きさ。ろうそく1本に火をともして部屋を暗くして、夫が♪ハッピーバースデーツーユー♪を歌ってくれた。ふーっと火を消して、おめでとうー!

また一つ歳を重ねて。明日から違う世界が見えてくるのかな。…なわけないか。


ゆっくり、今のままで穏やかに暮らしていけたらと思います。

楽しみだったNHKの朝ドラも終わって、今のお気に入りのテレビ番組は、大河ドラマと、その1時間後にBSでやっている、「団地のふたり」というドラマ。
全10回だから、もう終盤なのだけど。自然体で日々を送る、幼馴染の女性二人の緩やか~な暮らしが心地よい。
舞台となっているのは、古い鉄筋コンクリートアパートが数棟建つ東京郊外の団地。緑豊かなところを見ると、歴史を感じる。団地の住人もわたしたち世代っぽい。だから、主人公二人の55歳というのは若い部類のようだ。

実は、わたしたちが結婚してすぐに住んだところが、この団地の近くに建つ、さらに古い木造二階建てアパートだった。わたしたちは若くて夫の勤続年数1年未満だったから、分譲アパートだったはずのこの団地に入居するということすら頭になかった。その当時でも、もう築10年以上は経過していたはず。

などと、もう40年前のことを思い出したりして懐かしさも感じなら観ている。

この二人の女性は団地内で別々に住んでいるのだけど、ほとんど毎夕、一緒に夕飯を食べてあれこれ話して、時には、食後にベランダに置いたテーブルと椅子のところでお茶したりして、のんびり過ごす。

その時に登場するテーブルの上の”ランプ”に目が留まった!
即、真似したくなってMUJIで電池式ランプを選んできた。これが、今年のわたしへの誕生プレゼントになった!
このランプがあるだけで、暮らしが豊かになりそうな気分。ルンルン♪
冒頭の写真のランプだ。


しかし。誕生日から1週間経つけど、実はまだこのランプに灯りをともしたことはないのだけど。

雨ばかりだったしな。まあ、焦らずに、このランプの出番を楽しみにしていようかね。


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