リビングの本箱

 


わたしが愛する本たち。
少年のときから知っている家具製作家に作ってもらった本箱に並びます。

そして、ペイネのリトグラフの絵。
娘がフランスに嫁いで、最初に住んだ町がペイネの生まれ育った町だったから、リビングの中心にペイネの絵を飾っています。
この絵との出会いも運命的だったなあ。

神田の古本街のビルで間違ってエレベーターのボタンを押し、ドアが開いた店先にこのペイネの絵がぽつんと掛けられていたのです。埃だらけのビニルに入れられていました。
店主に、娘の住む町がこの画家の故郷で、この絵を見ていると娘と繋がっていると思えてくるのです、とか言って値切りに値切って手に入れた絵です。
この絵を見つめていると、フランスの娘のところにピューン!と行けるように感じたり。
赤羽とフランスを繋げてくれる大きな絵。

わたしの大切なものがいっぱい詰まっている、我が家のリビング。

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