これが、昨日のブログに登場したなぞの植物だ。
今年の初夏に、バオバブ長女の大きな鉢に空いたところに数個の種を植えた。
10年近く前にキンシャサから持ち帰ってきたウェンゲと火焔樹の種数個だ。…と思っていた。
やっぱり古い種からの発芽は無理だったのだなぁ。
そう思っていたら、バオバブ長女の傍に緑色のものがニョキっと芽を出した。
6月末か、7月初めのことだ。最初はマメ科の葉っぱの形態をしていないので、バオバブがまた芽を吹いたぞと思っていた。同時に、ちょっと葉っぱの緑色が少し濃くて肉厚だなとも思った。そして、みるみる大きくなって、バオバブ長女が窮屈そうに感じている。
空の植木鉢に植え替えて独立してやったら、またすくすく伸びた。
父が8月末に101歳で亡くなり、慌ただしくしている間に、葉っぱの付け根に隠れるように白い丸い蕾を付けて、今月13日に父の四十九日法要で出かける朝、白い花が開花しているのを発見!
やっぱり、バオバブではない。
このバオバブ長女の鉢の空きスペースに何を植えたっけ・・・。
ウェンゲの種と、火焔樹の種と・・・。
もしかしたら・・・。
別の植木鉢に一個だけ、アンコールワットの街路樹の下に転がっていた鞘入りの木の種を植えたのだけど(こちらは発芽せず・・)、もう一つ残っていたので、バオバブ長女の横に植えたような記憶がよみがえってきた。
あの時、日本のお坊さんが、これは菩提樹ですよと言っていたなあ。
菩提樹だったら、なんとうれしいこと。
今夏は、特に暑かった。お陰で、ベランダの植物たちは元気いっぱい、葉を茂らせて枝を大きく広げた。昨日、10月19日の東京の最高気温は30.1℃。バオバブもモリンガも正体不明の植物も、まだまだ葉っぱは緑色のまま。落葉はしていない。ワガドゥグのバオバブの木は11月になると落葉を始めて、12月、1月、2月と裸木になる。
日本の冬は寒い。日本の最低気温では熱帯植物たちは身が持たないだろうから温かくしてやらなければ。今冬はバオバブたちはベランダで越冬してもらう予定なので、ベランダ用ビニル温室を注文していたら、配達が遅れてやっと届いた。
今日明日にでも組み立てて、越冬準備に取り掛かろう!
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